とても綺麗なカメムシに出会いました。
調べてみると、キンカメムシ科の「アカギカメムシ」でした。
アカギカメムシは、熱帯から亜熱帯のかけて生息する、南方系のカメムシです。
日本では南西諸島などで見られます。
大きさも2センチほどもあり、オレンジの体に黄色い縁取りのある黒斑、メタリックに輝く緑色の足や頭がとても綺麗なカメムシです。
数年前に島民の方がアカギカメムシの死骸を拾ってビジターセンターに届けてくださった事がありました。
その時は、アカギカメムシはとても飛行能力に優れたカメムシで、八丈島まで飛んできたのではないかと判断しました。
しかし、今回は1本のアカメガシワに10匹ほどついていました。
その中には、写真のように交尾をしているように見える個体もいました。
冬でも温暖な八丈島。今後、このまま島の1員になってしまうのでしょうか。
(今のところ、アカギカメムシによる農業被害はなさそうです。)
八丈ビジターセンターと八丈植物公園の温室は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため当面の間利用休止となっております。(ジェラテリア365 もお休みです)
何卒ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
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