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2024年05月20日【 八丈島の山めぐり 】

5月19日、「山の日」全国大会TOKYO2024に関連した「八丈島の山めぐり」を開催しました。
20名定員でしたが、申し込み多数のため23名での開催となっています。

講師を島に精通した前八丈ビジターセンター長の菊池健さんにお願いし、八丈町営バスをチャーターして実施しています。



町営バス



チャーターバスの正面には「八丈島の山めぐり」の掲示もして頂きました!




まずは、集合場所の観光協会から歩いて、「護神山」の登山。
「護神山」は八丈富士の側火山で山頂火口が残るスコリア丘の山です。


その後、バスに乗り込み、底土待合所の展望台から三原山山系の山々を観望。
この場所からは「しんべた山」「西白雲山」「東白雲山」などのいくつかの山の解説がありました。


神湊漁港のカヌー揚場までバスで移動後、「神止山」の解説。
神止山に関連する「西山卜神居記碑」も詳しく話してもらいました。





八丈富士



八丈島空港からは「八丈富士」と「三原山」、底土待合所の展望台からはちゃんと見えなかった「しんべた」の形を確認しました。(「しんべた」は島言葉で「おしり」)




午後は、えこ・あぐりまーとで「東台子山」、樫立では樫立小学校まで歩き「八幡山」の解説もありました。





大坂トンネル展望



大坂トンネル展望からは、八丈富士の無かった時代を想像し、マグマ水蒸気爆発で吹き飛んでしまった横間周辺の山や地形を想像しました。




八重根漁港では「弁天山」の成り立ちの解説もありました。





徳里山



最後は植物公園にある「徳里山」、この山も「護神山」と同じく八丈富士の側火山です。
最後の力を振り絞って山頂まで登りました。


山頂からは「八丈富士」の成り立ちと、八丈富士のお椀状のきれいな形がどのようにできたのか?講師の菊池健さんの見解もありました。




天気予報では午後から雨予報でしたが、最後まで雨に降られることはなく、無事に終了!
ふたつの山に登り、島のいろいろな山のお話、島の成り立ちなど、興味深い時間となりました。

赤色立体地図
解説に使用した赤色立体地図の一部





ご協力頂いた町営バスのみなさま、講師の菊池健さん、一日お疲れ様でした。



ご参加頂いたみなさまも本当にありがとうございました!
またのご参加お待ちしています。


八丈ビジターセンターでは、夏休み期間に「山の日」全国大会TOKYO2024「こっこめクエスト クイズラリー」も開催します。お楽しみに!

作成日:24.05.20
投稿者:takasu


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