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2018年04月16日【 渡り鳥 】

春の渡りのシーズン到来でしょうか。
ここのところ、島内では色々な渡り鳥たちが目撃されています。

今朝、「大賀郷園地にムクドリ1羽とホシムクドリ2羽がいます。」との情報をいただき、確認に行ってきました。
3羽仲良くお食事中でした。
本土では迷惑がられているムクドリも、八丈島では珍しい鳥のひとつです。そして、さらに出会うとテンションが上がってしまうのが、ホシムクドリ。今回のように、複数羽で観察されることはとても珍しいです。



セイタカシギ

毎年、少数が渡って来てくれるセイタカシギ。泉親水公園の池で、長い足を巧みに操り、水底に潜む獲物を探していました。



ゴイサギ

このゴイサギはホタル水路より上流の潅濠にいました。
赤い目と頭の冠羽が印象的な鳥です。毎年、よく見かける渡り鳥です。



ウミウ

最後は、八丈島から去っていく渡り鳥、ウミウです。
ウミウは秋も深まり、冬が近づいてくる頃、八丈島に渡って来て、港や、テトラポットの上でよく見られます。
真っ黒だったウミウが写真のような繁殖羽に変わる初夏の頃、いつの間にか島から姿を消してしまいます。
冬の間、バードウォッチングに行っても何の成果もなかった時、海辺に行けば必ずいてくれるウミウ。また、元気に戻ってきてくれたらいいですね。

作成日:18.04.16
投稿者:kinoshita


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