八丈島は、10万年以上前から活動を始め4千年前には活動を停止したといわれる三原山と1万年前から活動を始め江戸時代に最後の噴火の記録がある八丈富士の2つの火山から成り、ひょうたんの形をしています。
 都心からは約290km南に位置し、四国の室戸岬や南九州とほぼ同じ緯度になります。面積は約69.5km²、JR山手線の内側とほぼ同じ広さがあります。
 島のすぐ近くには暖かい黒潮が流れ、冬は温暖で夏はそれほど暑くならず、1年を通して雨が多く、また風が強いのが特徴です。

 八丈島へのアクセスは飛行機と定期船があります。
飛行機は羽田空港から毎日3便運行されていています。お問い合わせはANA
定期船は毎日竹芝桟橋を夜に出航し翌朝八丈島へ着岸します。この定期船は折り返し八丈島を出航し竹芝桟橋へ向かいます。お問い合わせは東海汽船まで

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 そして八丈島および八丈小島は富士箱根伊豆国立公園に属し、総面積の92%が国立公園の区域として指定されています。
国立公園は、大きく「特別保護地区」「特別地域」「普通地域」に分けられ、自然公園法によりいろいろな規制があります。八丈島では八丈富士の火口部が特別保護地区に指定され、すべての動植物の採取や樹木を傷つける行為、たき火なども許可が必要になります。また、落葉や落枝の採取にも許可が必要なほど厳しく規制されています。

保護地区